カイロプラクティックが健康保険が適応できるのか?
カイロプラクティックが健康保険が適応できるのか?
中野区でカイロプラクティックを受けようと思っている方に限らず、
カイロで健康保険が適応にできるのかは、一般的には分かりにくいと思います。
カイロプラクティックや整体などは、日本の国家資格でもなく、健康保険を適応することはできないのが現状です。
カイロプラクティックの正規日本代表団体である「日本カイロプラクターズ協会(JAC)」は、WFC(世界カイロプラクティック連合)の協力を得ながら、政府へ法制化の働きかけを続けております。
カイロプラクティックに健康保険が適応されるには、業界内部での変革が大変重要になります。カイロプラクティックの法制化には、カイロプラクティックの専門教育(大学教育)が必要です。これは世界で共通された質が確立さており、WFCによる質の管理が行われております。既に運営されているカイロプラクティック大学であっても、その基準から外れてしまうと、WFCの認可を剥奪されてしまっています。このような状況が日本国内にも確立されることによって、カイロプラクティックの安全性を一定に保つ基盤があると認識をされ得るのだと思います。その先にカイロプラクティックの法制化が見えてくるのだと思います。
WFC(世界カイロプラクティック連合)に認められた、
カイロプラクティックの大学教育が、日本にも現在一つ存在しております。TCC(東京・カレッジ・オブ・カイロプラクティック)です。新橋でカイロプラクティックの大学教育が行われており、4年間のフルタイムの教育です。TCCの前身はRMIT大学日本校でした。RMITはオーストラリアの「ロイヤル・メルボルン・工科大学」でオーストラリアの公立大学で、その中のカイロプラクティック学科が日本に開学した形で、オーストラリアと同じプログラムを受けられました。当時は世界レベル教育の承認されていたRMIT大学のカイロプラクティック大学教育をそのまま日本でも実施することで、RMIT大学日本校も間接的に世界基準教育として存在しておりました。実際に大学卒業後に、海外のカイロプラクティック大学の大学院へ進学したり、オーストラリアで開業したり、海外のカイロプラクティック施設で仕事や研修を受けるなどの進路へ進む卒業生がおります。さらには、大学院での研究成果を認められ、優秀な研究に与えられる賞を授与された卒業生もおります。
TCC(東京・カレッジ・オブ・カイロプラクティック)は更に日本のカイロプラクティック教育大学の位置づけを高め、他の大学を介さずに、TCC単独でカイロプラクティック大学教育であることをWFC(世界カイロプラクティック連合)から承認を受けた教育機関となりました。残念ながら、日本国内の大学としては認められてはおりません。日本での大学と認められるには、カイロプラクティックそのものが法制化などされ、コメディカルの一分野として日本国内でも確立される必要があるのでしょう。
カイロプラクティックで健康保険が適応されるためにも、国内での法制化・教育の基準化を応援したいと思います。